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ブラジル勢好成績=マスターズ陸上世界大会

 第十五回マスターズ陸上競技世界大会が七月一日から十三日まで、プエルトリコ国内の三競技場で開かれた。大会には五十三ヵ国が参集。ブラジルからは約四十人が出場、日系の南千枝子選手(七六)が五千メートル競歩で初の金メダルを獲得するなど金十四個、銀十一個、銅六個の快挙を成し遂げた。総合成績七位。
 大会は男子四十歳以上、女子三十五歳以上のベテラン陸上選手が出場した。最高齢は百歳になる男子選手。ブラジル選手団の最高齢は男子八十八歳、女子七十六歳という。
 ブラジルはジルソン・フェルナンデス団長のもと、各選手が存分に力を発揮。四十選手のうち、男子四人、女子三人の日系選手が活躍した。二十九日に来社した南選手は「私たちが陸上で好成績を出すことで、みなさんの励みになれば」と語った。
 日系選手の大会結果は次の通り(敬称略)。

 ▽南=金・五千メートル競歩、銅・走り幅跳び▽小東=競歩出場▽清水(夫人)=投てき初出場▽清水=銅・四百メートルリレー、三段跳び出場▽松島=銅・やり投げ、銅・円盤投げ▽成田=金・四百メートルリレー、金・千六百メートルリレー、銀・二百メートル障害▽石田=金・四百メートルリレー、金・千六百メートルリレー、銀・三百メートル障害、銅・八十メートル障害

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