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コラム 樹海

 政界広しと言えども幹事長に安倍晋三氏を予測した人は少ない。小泉首相の「奇策」と言うしかない。首相の腹積もりとしては、山崎幹事長の留任を望んだのだが、総裁戦の立役者となった青木幹雄氏と賢兄とも頼む森喜朗元首相の「反対論」を無視もできない。そこで思いついたのが副総裁のポスト。これならば盟友・山崎のカオも立ち森と青木氏も満足する▼安倍氏の幹事長には政界も驚く。田中角栄氏と小沢一郎氏は共に四十六歳で幹事長になっているけれども、二人ともに閣僚を経験している。ところが安倍氏は大臣になったことはなく、衆議も当選三回。四十九歳と若い。幹事長は総裁に次ぐ党内ナンバー2の実力者で選挙も政策も統括する立場だけに難しすぎるほどに難しい▼若いけれども官房副長官として拉致事件への取り組みは国民から大人気だった。次ぎの首相候補にも上がり政界の期待の星でもある。首相としても若手の起用で政治の若返りを目指したのだろう。内閣改造で防衛長官に留任の石破茂氏や国交省へと横滑りした石原伸晃氏らも四十代と若く元気がいい。ここにも年功序列型からの脱皮を目論む小泉流の政治姿勢がくっきりする▼女性閣僚が好きなのも小泉流。交代が確実視されていた外務大臣・川口順子氏は留任。体操選手として活躍し日本を世界に知らしめた小野清子さんとカイロ大学卒のTVキャスター小池百合子さんの入閣もあり堂々たる内閣となった。竹中平蔵氏の経済・金融相も留任となり「構造改革」があるいは実現するやも知れぬの期待も膨らむ―。

03/09/23

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