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日本の篤志家からハーモニカ50本=アチバイア文協寄贈受ける=さっそく日語校に導入=贈り主「情操教育に役立てて」

12月20日(土)

 アチバイア日伯文体協(辻修平会長)が運営する日本語学校(青山明政校長)に日本在住の篤志家から、子供用ハーモニカなど音楽教材が寄贈された。学校修了式と併せて、ハーモニカ贈呈式が十三日、同校で行なわれ、文体協役員や学校関係者、子どもたちは思いがけないクリスマスプレゼントに目を輝かせた。
 音楽教材の寄贈は十月、アチバイア文体協の吉田治美事務局長が日本に帰国、鹿児島大学時代の親友、迎淳生さん夫婦を訪ねたのがきっかけ。迎さんは長崎県佐世保市に在住、特性磁器「薄胎」を製造する「川内焼五光釜」を仲間と共同経営しているが、以前は高等学校吹奏楽団の指揮者として活躍した音楽家。妻の明美さんもヤマハ音楽教室で多くの児童にピアノを教えるなど、夫婦そろって音楽に深い造詣を持っている。
 吉田事務局長は迎さん夫婦とブラジルの日系社会、日本語学校、日本製楽器入手の困難さなどを語り合うなか、持参したハーモニカでブラジルや日本の童謡を演奏。懐かしい音色に感動した迎さん夫婦は、音楽を通じて「日本人の心」をブラジルの日系子弟に伝え、子どもの情操教育に役立ててもらいたいと、ハーモニカ寄贈を提言した。十三日の贈呈式では、迎さんから贈られたヤマハハーモニカ五十本と教本が披露され、関係者に喜ばれた。
 現在、アチバイア日本語学校にはJICA青年ボランティアの石田竜也さんを含む教師五人の下、約八十人の生徒が日本語学習に励んでいる。来年から、日本語学習にハーモニカが導入される予定。同学校はほかにも、昨年、JICAシニアボランティアの小田幸久さんを招いて和太鼓部を結成、今年は同じくシニアの阿部司さんの指導でソフトボールに力を入れるなど、青少年の健全育成、学校の活性化を図っている。

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