ホーム | 日系社会ニュース | 議所=3時間でブラジル経済通に=一般に開放した懇談会

議所=3時間でブラジル経済通に=一般に開放した懇談会

1月31日(土)

 参加費無料、三時間でブラジル経済通に――。ブラジル日本商工会議所の総務委員会(浅賀健一委員長)と企画戦略委員会(坂野正典委員長)は共催で、業種別部会長懇談会を二月五日(木)午後三時から六時十五分まで、安田保険社講堂(Rua Cubatao, 320)十四階で開催する。
 同会議所には、コンサルタント、金融、貿易、化学、機械金属、繊維、食品、電気電子、建設不動産、運輸サービス、自動車の十一部会がある。半年ごとの同懇談会では、各部会代表が十分間で「昨年の回顧と今年の展望」「部会個別テーマ」を説明する。各五分間の質疑応答時間もある。
 ルーラ政権の政策方針による影響・課題、FTA問題などのマクロの視点と、個別業種に絞った課題や具体的・実体的な見解などのミクロの視点。その両方をコンパクトに分析・解説する。例えば、農業事情に関しては化学部会、農業機械に関しては機械金属部会となる。
 坂野委員長は「業界特有の専門的な話になりがちだが、できるだけ第三者にも分りやすくを心がけている」と説明する。今回からの新方針として「数字の発表だけでなく、それぞれの部会で生の声を拾い、懇談会に出すようにしました」と浅賀委員長は語った。
 平田藤義事務局長は「会員企業はもちろん、会員外の地場企業の方にも、ぜひ参加していただきたい」と〃開かれた会議所〃を強調する。会議所の活動や、多分野の業界情報を一度に知ることができる貴重な機会だ。参加は無料で、当日は同時通訳付き。
 問い合わせは同会議所(11・3281・9901)まで。

 

image_print