ホーム | 日系社会ニュース | 「みんなで歌おう」運動=なごやか、オザスコ寿演芸会=『デコボコ合唱団』初公開=メンバー6歳~80歳50人=教会、日語校が協力

「みんなで歌おう」運動=なごやか、オザスコ寿演芸会=『デコボコ合唱団』初公開=メンバー6歳~80歳50人=教会、日語校が協力

5月5日(水)

みんなで歌おう日本の歌 デコボコ合唱団初出演

 老人クラブ・オザスコ寿会(須賀教会長)の恒例によるメイン行事、第二十八回お楽しみ寿演芸会が四月二十五日午前九時からオザスコ日伯文化体育協会(ACENBO)後援により同会会館で行なわれ人気を博した。
 出演団体は地元九団体と近隣のバルエリから二団体、百七十人。
 坂口光喜(ACENBO副会長)と権藤初江さんの名コンビの司会により、歌と踊りの盛沢山なプログラムを展開、客席を楽しませた。
 特に、ことし新しくスタートした「ACENBOデコボコ合唱団」の初公演では六才から八十代まで一世から四世まで五十人が日本の唱歌「春がきた」「うみ」「夕焼小焼」「どんぐりころころ」など四つのレパートリーを客席の寿会会員らと一緒に歌い、大きな拍手に包まれた。
 この合唱団は、日本で長い間、親から子へと歌い継がれてきた優れた童謡唱歌を世代やキャリアを超えて「みんなで歌おう」という歌声運動で、オザスコ文協の定例役員会の開会に先立ち、全役員が、この四つの歌を歌い、まず、なごやかな雰囲気をつくってから会議に入っている。
 なお、今回の発表には、オザスコ福音ホリネス教会日語校の佐藤浩之牧師、文代夫人、斎藤のりえACENBO日語校教師、髙倉正江ルンビーニ学園・髙倉正江教師らの指導による日語校生徒と寿会、ACENBOカラオケ部、髙清ACENBO会長と平塚修副会長(学務)らが参加した。
 なお、来る六月十八日
午後七時からオザスコ市主催(市立劇場)による日本移民九十六周年記念式典にデコボコ合唱団が招待出演する。

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