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島言葉でなごもう=弁論・芝居大会に出演を=沖縄県人会

5月8日(土)

 沖縄県人会(宮城調智会長)は十一月七日、ウチナーグチ大会とウチナーグチ沖縄芝居大会を同県人会館で開催するにあたり、出演者を募集している。
 「やっぱり〃生まり島くとぅば〃(生まれ島言葉)の話を聞くだけでも、なんだかホッとして可笑しいんです」とは事務局の弁。今大会は二回目で、第一回は〇二年十月に行われ大好評を得た。
 午前中に予定されているウチナーグチ大会は、いわゆる弁論大会だが、肩の凝らない面白おかしい話から真面目なものまでが披露されるそう。実行委員長は上江田精一さん、副実行委員長は赤嶺尚由さん。持ち時間は五~七分で、トロフィーが三位まで、参加賞は全員に渡される。申し込み締め切りは十月十日で、当日は、母県でも好評を得た〃ベテラン〃による特別出演もある。
 午後からウチナーグチ沖縄芝居大会となり、一人芝居、寸劇、歌劇、教訓劇、喜劇、漫才までいろいろな芝居が披露される。実行委員長は浦崎直秀さん、副実行委員長は島袋安雄さん。申し込みは六月三十日までで制限時間は三十分、全員に参加賞がある。
 県系二世には、標準語はいま一つだがウチナーグチは達者という人も多く、世代を超えた多くの出演者が集まって、楽しい時間が過ごせるものと同実行委員会では期待している。申し込みは同事務局(11・3106・8823)まで。
 なお、今大会開催にあたり、県人会では資金カンパの要請も始める予定になっている。

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