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熊本県人会フェイジョアーダ祭り=青年部が全部やった=十分な達成感、自信持つ

5月19日(水)

 「全部青年部でやります」との福田康雄熊本県文化交流協会会長の言葉通り、「第四回フェイジョアーダ祭り」は熊本県文化交流協会青年部の力により、十六日同会会館で開催された。青年部が行なったのは今回が初めて。福田会長は「県人会の活性のため、後の時代を継ぐ人たちに、自分たちで何でもできるという自信と自覚を持たせたい。青年部、理事、婦人部とスクラムを組み、一つのファミリーとなって県人会を盛り上げたい」と青年部への期待を見せた。
 山崎マルコス青年部部長は「色んな心配があり大変だったが、ほっとした。自信がついたし、青年部が大勢集まって良かった。」と安堵の顔を見せた。青年部は元留学生や留学候補生ら約二十五人が集まった。「もっとみんなが参加してみんなが活躍してほしい」と願う声も聞かれた。
 「昨日から一日中準備した」というフェイジョアーダは「用意していた三百人分では足りずさらに作った」程の売れ行き。「家庭で食べるようだ」と参加者からも好評だった。フェイジョアーダのほか青年部が作ったケーキなども販売された。
 同時に行なわれた抽選会では安武誠氏の寄贈による鉢植えやユキの埃取りが景品として配られた。また、サクラ中矢アリメントスから醤油やピメンタが寄贈された。
 同会青年部は七月末に開
催される日本祭りに郷土料
理を出す予定。

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