ホーム | 日系社会ニュース | 日本アマ歌謡祭へ=グランプリに挑む西村さんら

日本アマ歌謡祭へ=グランプリに挑む西村さんら

5月20日(木)

 日本アマチュア歌謡連盟(櫛田紘一本部長)主催の「第二十回日本アマチュア歌謡祭グランプリ大会」にブラジル代表として、西村まりさん(一七、モジ・ダス・クルーゼス市)と小峰八重美さん(五二、福岡県出身、ヴァルゼン・グランデ・パウリスタ市)が出場する。二人は十七日午前、来社、「一所懸命、歌ってきます」などと、力強く語った。
 西村さんは「第五十一回全伯歌謡唱歌コンクール」(日伯音楽協会主催)、小峰さんはNAK・DO・BRASIL北川親睦歌謡祭でそれぞれ、グランプリを受賞。日本行きの切符を手に入れた。
 今年は日本国内のほか、アメリカ、台湾、韓国などから予選を勝ち抜いた計百人が出場。西村さんは『哀しみの予感』(坂本冬美)、小峰さんは『瞼の母』(中村美津子)で、グランプリをねらう。
 両者とも、優勝候補として期待がかかっているという。小峰さんは「故郷に錦が飾れるように、がんばりたい」と抱負を述べた。
 日伯音楽協会とブラジル日本アマチュア歌謡連盟が訪日団を結成。十六人が同行する予定だ。一行はNHKや日本テレビを表敬訪問するほか、大阪市で開催される「日伯親善歌謡祭」に参加する。

image_print