ホーム | 日系社会ニュース | 松井さん95歳を表彰=ジャグァレー文協日舞指導を評価

松井さん95歳を表彰=ジャグァレー文協日舞指導を評価

6月23日(水)

  ジャグァレー文化体育協会(佐藤豪会長)は、これまで五十年間に渡って民謡と日本舞踊の指導を続けてきた松井まさ子さん(95)を表彰することに決定、二十七日午後二時から同会会場で役員・会員らを集めて表彰式を行なう。当日は賞勲団体からエドガー・アラウージョさんが出席し、松井さんに功労者として授章した後、昼食会が催される。
 松井まさ子さんは一九五四年に来伯して以来五十年間民謡と日舞を指導してきた。九十三歳頃まで上田舞踊の上田しずこさんに師事し、昨年まで弟子の指導もし続けていた。今年の三月にもオザスコ文協芸能祭で日舞を披露したほどの熱心さ。また、同会婦人会の初代会長を務め、現在も婦人会の顧問を担当している。
 「こんなに高齢で指導するなんて本当に珍しいこと」と、同会役員の宮原さんらも松井さんの受章を称えている。
 もともと今年九月に同会が三十五周年を記念して開催する演芸祭で松井さんを表彰する予定だったが、予定を早めて今月の表彰となった。

image_print