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サムライと茶の湯=裏千家、二天研セミナー=尽きない興味,問い=非日系人らしっかり取り組む

8月10日(火)

  二天武道研究所(岸川ジョージさん主宰)主催の茶の湯セミナーが、去る七月三十一日午後二時から、裏千家道場伯栄庵(文協ビル内)で行われた。ほとんど非日系人の三十数人の研究所会員が、日頃の武術、身体鍛練の場を離れ、閑静なひとときを過ごした。
 セミナー第一部は(1)茶道の意義(和敬静寂、利久七則、わび、利久道歌、茶事、茶と禅、茶と健康)、(2)茶の歴史、(3)茶室と茶庭(露地)、(4)点前の意義―など林宗慶先生による講義。その後、薄茶点前のデモンストラソンに移った。緊張感のなかで、〃剣士〃たちは熱心に受講していた。
 また、休憩をはさんで、第二部は実践コーナ-で、茶を点ててみようという時間。つくばいの使い方、席中への入り方、座り方、立ち方、挨拶の真行草。実際に棗から茶を掬い、茶室で点ててみる。抹茶の頂き方、お菓子の取り方など。大きな手で器用に茶を点てていた。
 最後の質問コーナーでは、茶道ではいつでも料理が出てくるのか、日本ではいつでも、どこでも茶の湯は行われているのか、など活発に問いが出ていた。
 二天武道研究所では、裏千家茶道ブラジル普及五十周年の記念版『道としての日本文化』の武道部門を執筆し、また二十三日、ピニエイロス・クラブで行われる実演にも参加する。武道のみでなく、幅広く、あらゆる事態に対応できる心の鍛練、自己克服、自己修練、教養を身につけるなど、常に道を求め、切磋琢磨し、日本伝統文化や武道の伝承に貢献している。

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