11月4日(木)
モジ・ダス・クルーゼス市と岐阜県関市は姉妹都市提携を結んで今年で三十五年目を迎える。三日、モジ市で行なわれた「モジ市・関市姉妹都市提携三十五周年記念式典」に出席のため、関市から市および議会代表者四人が来伯した。
去る十月三十一日、森義次総務部長、大野周司市議会議員、丹羽栄守市議会議員、坂井一弘秘書広報課課長補佐兼国際係長が着聖。
その日、山田彦次岐阜県人会長をはじめとする岐阜県人会会員と初めて対面した。二百キロ以上離れたタウバテから足を運ぶ会員もおり、熱烈な歓迎を受けた。
県人たちとの交流は、四人に様々な心境の変化をもたらした様子。岐阜工業高等学校出身の丹羽市議は、「一年後輩の人がブラジルに来ていた。驚いた。今でも信じられない」と語り、森部長は、「外国で暮らす県人のことを、僕たちは本当に真剣になって考えているのか・・・実る実らないは別にして、帰国後何か交流の輪を築くための努力をしたい」などと話した。「関市からモジ市へ留学生を送ってはどうか」など活発な意見交換がなされた。
記念式典では、関市長から安部順二モジ市長へ送られた、岐伯のさらなる友好関係を願うメッセージが読み上げられたほか、二年に一度行なわれるイベント「アルト・チエテ」で記念プレート除幕式に参加した。