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果樹栽培学びたい=宮崎から女性研修生

12月11日(土)

 第二十三回宮崎県農業青年ブラジル国派遣研修生の谷口智子さん(23)が、五日早朝来伯、六日よりサンパウロ市近郊モジ市で、宮崎県出身の瀬口さんの農場で、一週間蔬菜の研修を始めた。来年二月までカンピーナス市近郊で、マンガ、養豚や穀物栽培を営む同県出身の左元の農場で実習する。
 宮崎県日南市の柑橘栽培農家出身で、高鍋町にある宮崎農業大学校(二年制)で、果樹栽培を専攻した山口さんは「実家では余り知られていないが、収穫時期が十一月から三月までの宮崎県特産ミカン『日向夏』を栽培しています。今回の研修では、将来収穫時期が夏のマンゴーやパパイアなどのトロピカル・フルーツ導入するために、できる限り貪欲に栽培方法を吸収したい」と抱負を述べた。

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