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沖縄筝曲伝承し30年=本部師範迎え式典と公演=興陽会

3月22日(火)

 琴の荘重な響きを特徴とする琉球箏曲(そうきょく)興陽会ブラジル支部(国吉涼子支部長)が創立三十周年を迎え、二十七日リベルダーデ区のブラジル沖縄県人会で記念式典と祝賀公演を開く。当日は日本の本部から師範十一人が来伯するほか、師範免許の伝達式もあり、新たに四人の師範が誕生するという。
 案内に来社した国吉支部長は「琴奏者三十人、三味線奏者二十人がステージに出揃う、開幕演奏にぜひ注目して」と語る。
 かぎゃで風節、ごえん節、揚作田節、赤田花風節で始まる祝賀公演では、約七十人の会員と本部師範が共演。舞踊、斉唱など十九演目を予定している。
 同行の山城八重子実行委員長は「五年おきに式典を行なってきましたが、本部から師範が来伯して盛り上げてくれるのは今回が初めて」と喜ぶ。
 飲み物とお弁当が用意される(無料)。同支部では「隣近所の皆様を誘ってご来場を」と呼びかけている
 午後一時~六時ごろまで。ドトール・トーマス・デ・リマ街72。

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