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格安で鍼灸治療=移民の日に実施=鬼木東洋医学専門学校

6月14日(火)

 ブラジル鬼木東洋医学専門学校(鬼木結子副校長)は十八日午前八時半から午後三時まで、格安治療を行う。通常一時間で三十レアルのところ、五〇分で十レアル(前売り券は八レアル)で全身のマッサージが受けられる。
 年二回の格安治療の日はこれで二十五回目。前回は約四百人の来場があった。
 同校の創設者は鬼木市次郎さん(93)。視覚障害者である鬼木さんは、日本で鍼灸の技術を学んだが、南米では障害者が自分の可能性も知らずに家に閉じこもっていることを知り、技術を学べば障害者でも自活できるということを知ってもらおうと、九〇年にサンパウロ市に学校を設立した。
 九二年にはサンパウロ州教育長からも正式に認可され、〇四年までに百一人の視覚障害者が卒業し、それぞれマッサージ師として自立した生活を送っているという。
 創立後五年は視覚障害者だけを受け入れていたが、〇五年から健常者と共学制に。「健常者と障害者が共に生き、助け合うのが普通だ、という考えで」と市次郎さんの娘、結子さんは話す。
 当日は八十九人の生徒と二十人の卒業生がマッサージを行う。ベッドは六十台用意され待ち時間はほとんどないという。
 なお、専門学校(二年制)の生徒を募集している。新学期は七月二十六日から。定員は三十人前後。月額は健常者が百八十レアル、全盲者が最低賃金の半額、それ以外は度合いによる。卒業すると政府からの免状が授与される。
 住所はサンパウロ市ヴィラ・ギリェルミーナ区アストルガ街1019。ウェブサイトwww.oniki.com.br
 格安治療や、生徒募集などについて詳細は電話11・6684・0589。

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