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負債完済をめざして=北海道協会、リッファ発行

7月9日(土)

 ブラジル北海道協会(大橋皖吾会長)が、ペーニャ製紙に対する負債残額約四万五千ドルを返済するため、協力券リッファの販売に乗り出した。負債は北海道交流センター(サンパウロ市ヴィラ・マリアーナ区)を建設する時に、受けた融資の一部。年内の完済を目指しているという。
 六月の定例役員会で、決まった。反対意見は特に無かったという。実はこれまで、寄付金募集やリッファの販売などの案があった。会員に負担をかけるのは、好ましくないと上層部が判断、躊躇していた。ここにきて、尻に火がついた形になった。幹部の懸念は、杞憂だったと言える。
 一枚十レアルで、一冊二十枚。五百冊発行した。必要経費などを引いて、最大約四万ドルの収益を得られると試算されている。役員を始め、留学生・研修生OB、交流団員など、それぞれに応じた割り当てがある。
 賞品は、一等がブラジル~北海道の往復航空券(二人分)、二等がパナソニック二十九インチ型テレビ、三等がフィリッピス二十インチ型テレビ、四等がマイクロシステム、五等がDVD。問い合わせ電話番号=11・5084・6422(北海道協会)。

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