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夢のような世界見て=9月6日から=花とイチゴ祭り=アチバイア

2005年8月26日(金)

 アチバイアでも春の訪れを祝福するイベント、第二十五回花とイチゴ祭り(アチバイア・オルトランディア協会主催、吉田ネルソン実行委員長)が開催される。
 期間は九月七日から二十五日までの週末を中心にした十一日間、午前九時から午後六時まで。場所はエドゥムンド・ザノニ市立公園(オラシオ・ネット通り1030)。
 記念すべき二十五回目を迎える今年のテーマは「夢」。すべてのものは海から生まれたという発想から、地球や人類の夢を生む海をモチーフに、約千四百平方メートルのメインパビリオンが五百から七百種の花で飾られる。
 「最近環境やエコがイベントのテーマにされることが多いが、もっと明るく、希望を持とうとこのテーマが決められた」と平中信行協会会長。
 ボランティアの庭師によってデザインされ、夢の中のような不思議な海の世界を、花と照明が鮮やかに再現する。
 即売コーナーにはランをはじめとする花の鉢やイチゴのブースが並び、元値に近い格安の値段で買える。また、どんな風に花を生産しているかを説明するブースも設けられる。
 福島県人会とアチバイア文協婦人部の協力で料理の屋台も出される。焼きそばやセルフサービスのブラジル食など。また一トン以上つかれるというアチバイア名物の餅は見物だ。
 毎年十万人以上が訪れるというこの祭り。今年は昨年より一日開催日が増え、より多くの入場者が期待される。「金曜・土曜は比較的空いてますから、ゆっくり見て回れると思います、ご家族でいらしてください」と来場を呼びかける。
 入場料は一般十二レアル(六十歳以上と学生証提示で六レアル)、木、金曜五レアル。
 詳細は電話0800・555・979または11・4412・9581。ウェブサイトwww.festadafloresdeatibaia.com.br。

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