注目の日系選手も＝サロンパスカップ＝きょう開幕

2005年8月26日（金）

　きょう二十六日からサンパウロ市イビラプエラ体育館で開催される女子バレーボール国際大会サロンパスカップの記者会見が二十五日午前、サンパウロ市内のホテルであり、多数の報道陣がつめかけた。
　会見には、河田明ブラジル久光製薬取締役社長を始め、ブラジルバレーボール連盟役員、ブラジル国内リーグ上位三チームとキューバ、ドミニカ、ベルギーからの三チームの監督が臨んだ。
　大会への抱負や、選手について聞かれたMINAS TENIS CLUBの監督は、「ブラジルのチームはどこも選手の入れ替えが激しく、新人選手もたくさんいるのでおもしろい大会になるのでは」と期待を示した。
　今回出場する選手で唯一の日系人選手高木チエミ・アーナ選手（１７）は同クラブ所属。期待の新人選手として評価が高い。「日本企業がスポンサーの大会で戦えること、日系人としてブラジルチームでプレーできることを誇りに思っている」と話した。
　また、河田社長はあいさつで「日本とブラジルの交流を目的に企画したイベント。参加してくださる六チームが全力で戦って、大会が盛り上がることを期待している」と述べた。
　大会は六チームで競い、九月三日に決勝、三位決定戦が行われる。入場は無料。チケットは会場または各薬局チェーンで配布している。