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沖縄すもう観戦して=昨年復活=第2回大会開催へ=ジアデマ市

2005年9月29日(木)

 まわしは身に付けず柔道着のような服をまとい、右四つに組みあった体勢で始まる「相撲」として知られる沖縄角力(すもう)の大会が十月二日、ジアデマ市のブラジル沖縄文化センター(与那嶺真次理事長)内会場で行われる。青年を中心に約百人が出場し熱戦を繰り広げる。
 沖縄角力は張り手禁止、押し出しは決まり手にならず、背中(両肩)を地面についた方が負けになるといった点で、ヤマトの相撲のルールとは異なる。
 ブラジルでは昨年久しぶりに復活大会が開催され、今回が第二回目だ。
 案内に来社した松堂忠顕実行委員長によると、今年は沖縄で甘藷(かんしょ)伝来四百年を祝う記念行事が続いており、「その一環として全島をあげた角力大会も企画されている。開催は十月二日で、ブラジルの大会もそれに合わせた」と話している。
 午前九時開始。会場住所は九月七日通り1670。市役所の後ろに位置する。 問い合わせは電話11・4057・2275(センター)。

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