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のびる学園=学園祭

2005年11月17日(木)

 日伯のびる学園(志村宗マルガレッチ園長)は、十九日午前九時半から午後一時まで、静岡県人会(Rua vergueiro193)で第十九回学園祭を行う。生徒百人が自己紹介など日本語の自作文を発表する。
 先ごろ行われた「ふれあい日本の旅」に参加した二十名の生徒は、その研修の感想を日本語で発表する。特に印象に残ったという広島県の原爆ドーム見学や一週間のホームステイ体験など、その時の様子を具体的にスピーチする。
 また、同学園で重視しているというブラジル日本語センター主催の全伯(作文、硬筆、毛筆、絵画)コンクールに入選した生徒七十七人の表彰式が行われる。そこではメダル、賞状を授与する。入選した作品は、学園祭中、同会館内に展示される。
 そのほか、各地のカラオケ大会で入賞した生徒が歌うカラオケ大会や、非日系人生徒によるバンド演奏が披露される。
 志村学園長は「最近は非日系人で八歳くらいの子どもの生徒が増えてきたので嬉しい」と話し「学園祭では日ごろ行っている色々な行事を通じて一年間頑張った生徒の学習成果をみなさんにお見せしたいと思う」と意気込みを語った。

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