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大耳小耳

2005年12月10日(土)

 非公式情報だが――、「また逢う日まで」で日本中を席捲し、見事「日本レコード大賞」を獲得した有名歌手、尾崎紀世彦が来年五月に来聖公演するらしい。代表曲には「さよならをもう一度」「ゴッドファーザー(愛のテーマ)」「雪が降る」などなど、誰もが知る名曲がならぶ。そしてなにより、あの凛々しいもみあげがトレードマークだ。関係者によればグループ・フレンズが演奏するとか。
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 スポーツ射撃の国内ランキング、現在エアピストル第一位、自由ピストル第四位の山本ステニオさん(44)は歯科医だ。次期北京五輪のブラジル代表の座をねらっている。本業の仕事の時間を大幅に割いて練習に励んでいるかと推察したが、そうでもなさそう。室内でモデルガンを構えたり、的を狙ったり、フォームづくりをする程度。週に一回、射撃場に行き実際撃ってみる。三十四年もやっている。技は身についているといえよう。
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 パラグアイの日系移住地は多くが戦後につくられ、子弟の日本語能力が高いと、よく耳にする。最近、地殻変動が起きてきているそうだ。小松雹玄元JICAブラジル事務所所長が日本人会連合会に講師として招かれ、移住地などで日本語学校関係者から現状を聞いた。(1)生徒数の減少(2)非日系人学習者の増加などによる能力差の拡大(3)教師不足などが表面化してきている。来年が移民七十周年。日本語教育で、大きな曲がり角に来ているのかも。

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