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世界眼科学会で点前披露=茶道裏千家が参天に協力

2006年2月22日(水)

 サンパウロ市のトランスアメリカ・ホテルで開かれている世界眼科学会(WOC)で、茶道裏千家ブラジルセンターによる点前が十九日から二十三日まで、午前と午後の二回行われている。
 これは日本の目薬のトップメーカー参天製薬(森田隆和社長)が会場内にブースを設けることになり、ブラジル日本文化協会を通し、茶道裏千家ブラジルセンターに協力を要請したもの。
 なお、ブラジル生け花協会も協力、米国参天製薬から持ち込まれた四畳半に生け花を飾り、会場の雰囲気を盛り上げた。
 WOCは世界中の眼科学会の権威が四年に一回集まる最も重要な学会。ブラジルでは初の開催となり、日本からも数十の関係者が出席している。
 十九日には文協を代表して上原幸啓会長、関根隆範副会長らが出席。各国からの出席者も優美な茶の湯の世界に足を止めていた。

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