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武士道書の比較研究=岸川さん講演=「日本精神」にも言及へ

2006年3月29日(水)

 二天武道研究所は、四月三日午後八時から、北海道交流センターで講演会「三武士道書の比較研究」を行う。全ブラジル古武道連盟(岸川ジョージ会長)の監修。講演者は岸川吉朗さん(南米剣道連盟理事、剣道七段教師、居合四段、葉隠館館長)、講演はポ語。二天武道研究所の会員は無料、一般は七十レアル。
 三つの書とは「武士道初心集」(大導寺友山)、「葉隠」(山本常朝)、「武士道」(新渡戸稲造)。岸川さんは三書成立の時代的背景、思想、著者の人柄を比較して語り、武士の台頭から西南戦争までの七百年の「武士道と日本精神」に言及したいという。
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 二天武道研究所は、四月二十四日(サンパウロ市の「さむらいの日」)午後二時から、イビラプエラ公園の日本館で古武道のデモンストラソンを行う。さらに同日、市議会では午後七時から、ウイリアン・ウー市議による「さむらいの日」オメナージェン演説があり、併せてデモンストラソンも披露される。

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