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花祭りはじまる=リ広場で8日まで

2006年4月4日(火)

 リベルダーデの秋の風物詩「花祭り」が三日から、リベルダーデ広場で始まった。初日には入仏式が行われ、多くの参加者が花御堂に安置された釈迦像に甘茶をかけ、お釈迦様の生誕を祝った。ブラジル仏教連合会、釈尊讃仰会、ブラジル仏教婦人連盟の共催。
 四日から七日まで、各宗派が交代で甘茶接待を受け持つ。釈迦の生誕日である八日には、日系学校やエスペランサ婦人会によるコーラスによる潅仏音楽法要、鼓笛隊、お稚児行列・白象などによる「おねり」行列が練り歩く。
 初日の甘茶接待の担当となっている日伯寺護持会の木原好規会長は、「市の行事にもなっており、一日に約千人の人が訪れてくれます」と話し、今年四十回を迎えた花祭りが広く認知されていると話した。
 参加者から寄せられた賽銭は奥地などで行われる慰霊祭などの出張費に充てられる。
 ガイド業をしているカルロス・ロスさんは「今回で七回目。今日は仕事ですがお参りしました」と引率しているアメリカ人観光客に花祭りの由来を説明していた。

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