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百周年の記念碑を紹介=豊田さんが東京で個展

2006年6月27日(火)

 造形作家豊田豊さん(74)の彫刻展「ブラジル日本移民一〇〇周年のための記念展―豊田豊展」が、五月十二日から二十六日まで東京・日本橋小舟町のアリカアートサイトで開かれた。
 同展は、ブラジル大使館の後援により開催。山形県天童市出身の豊田さんのために、山形県の斉藤弘知事も会場を訪れた。油絵や版画、レリーフなど約三十点のほか、二年後のブラジル日本移民百周年に向けて製作した記念碑の模型「歴史と賛歌」が紹介された。
 同模型は、十段の塔で高さ約五十センチメートル。「移民の生活の波を表し、これからもますます天に伸びていくイメージで作った」と、豊田さんは説明。実物の記念碑は高さ十七メートルを計画しているという。日本人移民の名前を刻み、サンパウロ市内の広場に設ける予定だ。

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