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看護師を招聘=熊本県八代市新たに

2006年8月9日付け

 熊本県人会(福田康雄会長)は、来年度新たに設けられる日系研修員受け入れ制度の研修生と、県費留学生、技術研修生を募集している。
 日系研修員受け入れ制度は、同県八代市と県人会との交流、「中南米日系社会の保健医療の発展に貢献する」ことを目的に、保険医療分野で活躍する看護師を市に招聘する制度。
 三ヵ月の研修期間中に、市健康増進課、市立病院、学校保健行政の視察、看護、ケアマネージャー、栄養管理、薬剤管理、理学療法など多岐にわたる専門分野の業務研修を受けることができる。
 八代市からのブラジル移住者は四千八十四人と、県内出身者の中で最多であることから話がもち上がった。経費は全てJICAが負担する。
 また、県費留学生は大学で、技術研修生は県内企業で一年間の研修を行う。
 これら三つの募集対象者は県人子弟に限っている。応募の締め切りは今月末日。詳細の問合わせは熊本県人会まで(11・5084・1338)。

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