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アマゾン群馬の森10周年=群馬から植樹団迎え記念式典

ニッケイ新聞 2006年8月18日付け

 「アマゾン群馬の森 十周年式典」が八日午前、同敷地内にあるビジターセンターで行われ、約二百人が森林保全へ取り組みの重要さを確認、節目を祝った。
 アマゾン群馬の森は、県知事を会長とする「アマゾンに群馬の森を作る会」の募金活動を受け、北伯群馬県人会(岡島博会長)が九六年に正式登記。パラー州ベレン市郊外にあり、約五百四十ヘクタールの大半が原生林。環境活動が評価され、昨年愛知万博の「愛・地球賞」を受賞している。
 現在、森林保全を目的とした技術協力プロジェクトが国際協力機構(JICA)、群馬県、パラー州により実施されている。
 式典には、中軽米重男ベレン総領事を始め、ラウル・ピント州環境科学局長、近隣日系コロニア代表者らが参列、群馬からはアマゾンの森植樹団、緑の大使の子供たち十九人が駆けつけた。
 岡島会長の歓迎のあいさつに続き、大澤正明群馬県議会議長らが十年の節目に喜びの言葉を述べた。
 緑の大使である石関尚子さんが「アマゾンに来れてよかった。木を植えられるのが楽しみ」と文章を読み上げ、地元の子供が歓迎の言葉を返した。
 植樹団と地元関係者の記念品交換のあと、植樹用地に場所を移し、三十種類、二千二百本の木が出席者の手によって植えられた。
 アマゾンの森関係者は、「木を切ること自体は罪悪ではなく、その分植えるという環境保全の考え方が地元にも浸透してきたと思う」と十年の成果を語った。

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