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10月から日本ツアーも=矢崎さんライブ=サンパウロ市文化センターで21日

2006年9月14日付け

 ピアニストの矢崎愛さんが主宰するバンド「ジェレイア・ジェラウ」のライブが二十一日午後七時から、サンパウロ市文化センター(Centro Cultural Sao Paulo-Rua Vergueiro,1000)で開かれる。今年でブラジル滞在十周年となる矢崎さん。同センターでのライブに続き、十月からは日本ツアーも行うなど、節目の年に活発な活動を続けている。
 「ジェレイア・ジェラウ」がサンパウロ市文化センターでライブを行うのは二度目。昨年九月のライブが好評だったことから実現した。
 会場となる同センターのSala Adoniram Barbosaは座席数六百。日本の歌手の加藤登紀子さんも公演したことがある。「いい会場で演奏できて光栄です。ぜひたくさんの人に来てほしい」と来場を呼びかける。
 今回の出演メンバーは矢崎さん(ピアノ)と、草村芳哉(サックス)、エドゥ・マッタ(ドラム)、ロドリゴ・ジガン(ベース)の四人。ライブは午後七時から一時間で、入場無料。矢崎さんのオリジナル曲や、ボサノバをアレンジした曲など十曲程度を演奏する予定だ。
 ライブに関する問い合わせは矢崎さん(電話11・3271・8349)まで。
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 今年でブラジル滞在十周年となる矢崎さん。センターのライブに続いては、十月から十一月にかけて日本ツアーを行うなど、活発な活動を続けている。
 日本では草村さんとのデュオコンサートのほか、日本のミュージシャンとの共演なども予定。東京や横浜、名古屋など都市のほか、故郷の新潟でも公演。学校や老人ホームでの演奏も行うという。
 「次はCDを作りたい」と目標を挙げる矢崎さん。「日本的な切り口から表現したブラジル音楽を日本とブラジルで紹介することで、日本とブラジルとの文化交流のお手伝いができたら」と抱負を語った。

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