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ブラジルブランド広めたい=APEX総裁=会議所で語る

2006年9月23日付け

 ブラジル日本商工会議所(田中信会頭)は、十四日、ブラジル貿易振興庁(APEX)のジョン・キロース総裁を招き、定例昼食会を開催した。
 APEXは、ブラジルブランドの商品を国際市場に広めることを目的にルーラ政権下で設立された。六十の製品分野で中小企業を中心に三百二十六プロジェクトを実施して支援を行う。
 〇三年から〇六年までに「ブラジルを世界に」とのテーマを掲げ、六十カ国で二千以上のイベントを実施してきた。これまでに一万五千八百以上の企業が参加しているという。
 総裁は「日本はブラジルの輸出対象国第七位だが、内容は一次産品に集中している」と指摘し、「優先的な対象国」と話した。輸出商品の多様化を目指し、ブラジルファッションショーの開催に向けて、日本国内のデパートと交渉しているという。〇六年のみで九つのイベントを行う計画だ。
 「APEXを利用して、ブラジルとのつながりを強めてほしい」。日本移民百周年を期して〇八年から開始される「プロジェクト・ジャポン」を広報し、日伯のさらなる関係強化を促した。

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