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レジストロで敬老会=212人を招待して顕彰

2006年10月21日付け

 レジストロ日伯文化協会は九月三十日午前十一時から、同協会会館に於いて第十三回敬老会を催した。二百十二人の七十五歳以上の高齢者が招待され、百十七人が出席した。
 式典は金子国栄役員の司会で始まり、高橋国彦文協会長の開会の挨拶、小野一生・春秋会会長、清丸米子・連合婦人会会長、山村敏明・ヴァーレ・ド・リベイラ日系団体連合会会長、清水オリジオ・スダメリス銀行取締役、近岡マノエル市長代理の祝辞があり、高齢者を代表して岡本房次さんが謝辞を述べた。
 男性の最高齢者、運天政助さん(100歳)、女性最高齢者、親泊ナベさん(96歳)の表彰式が行われ、記念品が手渡された後、その二人によるケーキカットが行われた。
 文協顧問の那須野英男さんが乾杯の音頭を取った後、文協婦人部が心を込めて作った昼食を食べながら、レジストロ文協の民謡大和会の少年、少女が踊る「秋田おばこ」と「会津磐梯山」の踊りを満喫した。
 昼食後、ポルトガル語の字幕が入った「ハルとナツ」が上映され、自分の人生と二重写しの様な場面に遭遇したのか、感慨深げに画面に見入り、時には涙を流していた。
 午後三時に閉会。招待客はスダメリス銀行寄贈の「ハルとナツ」の本(ポルトガル版)とダルマをお土産に帰途に着いた。
  (金子国栄さん通信)

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