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パウリスタ球連=コロニア野球人一堂に=11日に創立60周年式典

2006年11月4日付け

 パウリスタ野球連盟(沢里栄志オリビオ会長)の創立六十周年記念式典が十一日午後七時半から、リベルダーデ区の客家センター(CENTRO SOCIAL HAKKA DO BRASIL- Rua Sao Joaquim,460)で開かれる。同連盟の沢里会長、会計担当の松本エルミスさん、広報部長の藤本マサさんが案内に来社、関係者への出席を呼びかけた。
 一九四六年、故オリンピオ・シウバ・エサさんを初代会長に発足したパウリスタ野球連盟。
 戦後まもない当時、ブラジルで野球を浸透させるのはとても難しかったという。沢里会長は「非日系人を会長に立て、それを日系人たちが支援するのが最適だった」と振り返る。
 以来六十年。現在、サンパウロ州で正式に登録されている野球団体は全八十チーム。サンパウロ市だけでも十二チームに上るという。
 式典には、約三百五十人の出席が見込まれている。初代事務局長を務めた能登よしとさんや、大塚ジョージ第四代目会長、吉岡黎明第五代会長、ツボネ・ジョアキン第七代会長も駆けつける予定だ。
 当日は功労者表彰のほか、記念夕食会、社交ダンスなども行われる。
 沢里会長は、「野球関係者の皆さんで、野球連盟の還暦を祝いたい」と出席を呼びかけた。
 なお、主に地方の団体が多いことから、式典出席者には同連盟が宿泊地を用意するという。
 問い合わせは同連盟(11・3209・4426)まで。

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