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希望の家に2万2千レ余=歌謡祭の〃篤志〃贈る

2006年11月30日付け

 第七回希望の家支援歌謡祭が十二日、イタクアケセツーバの同施設で開催された。日伯音楽協会(北川彰久会長)、ブラジルNAKの主催だった。同日午後六時から行われた閉会式の席上、北川会長から希望の家の小野会計理事に、祭りのあがり二万二千八百六十六レアルが「恵まれない人たちのために」という言葉とともに、そっくり贈られた。上村ケイタ希望の家理事は「施設の創始者・市川幸子先生の遺志を尊重して大切に使わせていただきます」と謝辞を述べた。
 この日、晴天に恵まれ、早朝から多くの人たちが「寄付の一品」を持ち寄り、午前八時半から二会場に分かれて、カテゴリー別に熱唱した。主催者側のスタッフが審査などに無償で協力した。ビンゴも食堂も賑わった。
 園生も練習した音楽を発表、カラオケも歌って終日和気藹々、広い園内で楽しく過ごした。

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