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春節イベント、今年も=リベルダーデで10、11日=伯中青年会議所

2007年2月6日付け

 今年も中国新年――。今年で二回目となる中国の春節(旧正月)を祝うイベントが十、十一両日、サンパウロ市のリベルダーデ広場を中心に開かれる。初めて開催された昨年、来訪者が終日ガルボンブエノ街を埋めたことは記憶に新しい。今年も大勢の人出が予想される。
 ブラジル中国青年会議所が主催する同イベント。犬年の昨年は一月二十八、mに十九日の二日間開催され、街路には「新年快樂」(あけましておめでとうを意味する)と中国語で書かれた赤いのぼりが立ち並び、東洋街のシンボル「すずらん灯」は干支を描いた装飾で覆われた。
 また、大阪橋には中華料理の屋台が数多く並び、会場は食べ物を買い求める人で大賑わいを見せた。
 また、太鼓の音ととも商店街を練り歩く獅子舞や、リベルダーデ区の地下鉄駅前広場の特設ステージでの曲芸や伝統芸も披露するなど、二日間の期間中、町は〃中国一色〃となり、訪れた大勢の市民を魅了した。
 ブラジルメディアも関心を見せ、エスタード紙では、「一日目の正午には約三万人の人出があった」と取り上げられていた。
 今年の旧正月は二月十八日。日本の干支「亥」は中国では「豚」となる。今年も昼夜通して中国舞踊や伝統音楽、舞踏など中国ならでは芸能文化を特設ステージで披露するほか、屋台も並ぶ予定。
 十日は、正午から午後八時。十一日は、午前十一時から午後八時まで開催。入場無料。

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