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今年は80周年と世界大会=山口総会=節目の年に準備着々=新会館建設計画も発表

2007年3月28日付け

 ブラジル山口県文化協会(平中信行会長)の二〇〇七年定期総会が二十五日、サンパウロ市の会館で開かれた。創立八十周年を迎える今年は、八月の式典にあわせて第二回在外山口県人会世界大会が開催されるなど賑やかな年となる同会。総会では知事、議長などの式典参加が報告されたほか、平中会長から、現在の会館を新築する計画を進めていることが発表された。
 総会には理事、会員など約五十人が出席。山口県が開設に関わったサンベルナルド・ド・カンポ市の瑞穂植民地、南マ州のバルゼア・アレグレ移住地からの出席もあった。
 同会の昨年度収支は収入六万九四六四・七七レ、支出五万一七一〇・一八レで一万七七五四・五九レを繰越し。昨年はまた、会で初めてとなる青年部も発足した。
 創立八十周年を迎える今年は、八月の式典に合わせ、第二回目となる「在外山口県人会世界大会」がサンパウロ市で開催されることが決まっている。
 世界大会は二十五日、式典は翌二十六日にリベルダーデの客家センターで実施される。二井関成県知事、島田明県議会議長の来伯が決まっているほか、同県選出の衆議院議員で日ブラジル会議員連盟幹事長、ブラジル日本移民百周年日本側実行委員会副名誉会長をつとめる河村建夫議員の来伯も検討されている。
 知事ら一行はブラジルの後、ペルーの県人会創立八十周年にも出席する予定になっている。
 このほかにも、日本はじめ南北アメリカ、ハワイなど世界各国からも約百人の参加が見込まれているという。記念式典への参加は五百人前後になる見通しだ。平中会長は「ぜひ、皆様呼び合って出席してください」と呼びかけた。
 同会ではまた、老朽化が進み、会議、イベントを開くにも手狭になっている現在の会館を新築する計画を決定した。総会の席上、平中会長から発表された。
 新会館の建設案は数年前から検討されていたという。現会館の敷地を利用して建築するもので、三階建て、床面積約九百三十八平方メートル。会議室や講堂、調理場のほか、宿泊施設も充実する計画だ。
 この計画をたたき台として、平中会長が昨年十一月の訪日時に県庁を訪れた際、二井県知事に計画書を手渡した。会長は「気持よく受け取っていただいた」と振り返る。
 「将来会を継いでいく二世、三世のために」と強調する平中会長。「実現には数年かかると思うが、役員一同ぜひ計画をものにしたいと誓っています」と力を込めた。
 総会終了後は出席者が一人一人自己紹介。続いて新年宴会が開かれ、今年訪日する研修生の紹介などが行なわれた。

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