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愛知、和歌山、大分=3県、郷土の味=「食べよう」と600人

2007年4月11日付け

 愛知、和歌山、大分三県人会の共催による第八回屋台まつりが、一日、愛知県人会で開催された。愛知の天ぷらうどんと手作り八丁味噌つきのコロッケ、和歌山のお好み焼き、大分の鶏飯とがんご汁。それぞれ自慢の「郷土の味」が並んだ会場には、約六百人が訪れて、盛況だった。
 舞台上には、大きなスクリーンが立てられ、NHKの歌謡ショーが上映されている。なごやかな雰囲気の会場では、家族連れや県人会員らが料理に舌鼓を打つ。一回目は、愛知県のみで開催されていた屋台まつりは、京都や滋賀、熊本などとも協力しつつ、今回は和歌山、大分の味が並んだ。
 和歌山県人会はさくらエビを日本から取り寄せ、たねやソースにも工夫を凝らしている。二百五十枚が売れた。木原好規会長は「儲けじゃなくて、会員らが一緒に集まってやるのがいい。これからも回数を増やしていければ」。
 伊藤アンテノール愛知県人会長は「コロッケ作りは全て青年部にまかせています」。会の活動に青年を取り込みたい、と企画を練る。大分の鶏飯も午前中で売り切れ、好評だった。
 「何回か続けていきたい」と伊藤会長。次の屋台まつりは十月に予定されている。

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