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大耳小耳

2007年8月25日付け

 舗装道路開通により、観光地化を目指すラーモス移住地。〇四年に編纂された「ラーモス移住地 40年の歩み」では、百八十四の入植者した家族構成が載っているが、現在移住地に住むのは二十八家族のみ。デカセギの影響も大きいようで、「帰国後の就職にも観光業が一役買うのでは」と希望を繋ぐ山本和憲文協会長。同移住地の取り組みは続く。
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 静岡県人会創立五十周年式典などに参加するため、先日まで訪伯していた石川嘉延静岡県知事。過密日程のなか、同県人会の会長で、現在市内の日系病院に入院中の鈴木静馬会長を気遣い、急きょ時間の合間をぬってお見舞いに訪れたそうだ。これを知った一県人会会員は「なんて心やさしい知事さんだろう」と、とても喜んでいたとか。
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 百一歳の誕生日を迎えた今月十六日から四度目の世界一周講演旅行を続けている昇地(しょうち)三郎・福岡教育大名誉教授(福岡市の障害児教育施設「しいのみ学園」園長)が二十八日午後三時から宮城県人会(ファグンデス街152番)で講演会を開く。入場無料。援協、老ク連、日本海儀、ラジオ・テレビニッケイ、福岡県人会、宮城県人会などが共催する。

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