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東北・北海道演芸祭=民謡からカラオケまで=80人が自慢の喉披露

2007年9月4日付け

 今年で二十四回目となる東北・北海道演芸祭が二日、宮城県人会館で開かれた。同地域の七県人会から約八十人が出演して、民謡やカラオケなどを披露。百人以上が会場を訪れ、親睦を深めた。
 当日は午前九時に開会後、午前中に民謡と十二歳までの子供による童謡の部。ビンゴに続き午後からは歌謡の部が行われ、上は八十歳以上から年代別に約四十人が喉を競った。会長など七県人会の代表もマイクを持ち、会場から大きな拍手が上がっていた。
 ブロックごとに開催されるものとしては最も長い歴史を持つ東北・北海道演芸祭。今年の幹事県・秋田の石川準二会長は、「青年部が中心になって準備を進めてくれた」と若い世代の労をねぎらう。
 最後にあいさつした来年の幹事県・山形の国井精副会長は、「先輩のはじめた演芸祭を受け継いでいく責任を感じる」と抱負。「一県人会だけではできないこと」と話し、青年部をはじめ各県人会の参加・協力を求めた。
 各カテゴリの優勝者は次の通り(敬称略)。民謡=保坂とみお、童謡=高原レチシア、歌謡の部=(八〇歳以上)貝塚ミルトン、(七〇~七九歳)山口よしくに、(六〇~六九歳)伊藤しずこ、(四六~五九歳)天野みさこ、(三一~四五歳)佐々木サンドラ、(一三~三〇歳)伊藤えいじ。

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