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ニッケイ新聞 2007年9月28日付け

 「第十回フェスティバル・ド・ジャポン」で約十六万の黒字を出して、県連四十年誌の費用に回すことが決定され、記念誌の発行が着実に進んでいるようにもみえる。しかし、肝心の会館の写真や歴代会長写真などといった必要書類を県連に提出していない県人会も。なかには「すでに提出した」と主張する県人会もあるが、なぜか書類が編纂委員の元に届いていない。四十年記念式典を開催してから約一年が経とうとしているが…。 
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 文協のお荷物と揶揄され、資金調達や山積する問題からか、なり手がいなかった移民史料館運営委員会の委員長。〃火中の栗〃を拾ったのは、会長補佐の栗原猛さん。今週末に行なわれる史料館カンパ古本市を主催する「ブラジルを知る会」のみなさんのような協力者を集め、繋ぎ留める気配りも大事な仕事となりそうだ。
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 援協傘下施設でグアルーリョス市にある特別養護老人ホーム「あけぼのホーム」が現在、庭の手入れをしてくれるボランティアグループを求めている。これまで庭の管理をしていた男性が日本にいってしまい、施設の入居者も高齢などの理由から、なかなか自分達で手入れができない状態だという。関心のある人は援協広報部の川守田さんに連絡を(電話11・3385・6607)。

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