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同窓生も熱く配慮=椎の実学園で卒業式、音楽発表会

ニッケイ新聞 2007年11月14日付け

 椎の実学園(落合磨園長)は、去る十月二十一日午後二時から、サンパウロ市内バカレリー劇場で、学園創立五十五周年記念第四十六回卒業式、第四十一回音楽発表会を行った。
 式典は、日伯両国国歌、学園校歌斉唱、小野寺七郎教師、落合園長の言葉、卒業生を代表して桑名真由美さん、柳沢源子さんが謝辞を述べ、終了、音楽発表に移った。
 プログラムは、幼年部、少女部、上級部、同窓生のコーラス、独唱、二重唱、器楽合奏、キーボード独奏、琴などの披露。日頃の練習の成果が多彩で、充実した舞台が繰り広げられた。指導は小野寺、小山裕子、大刀ミリアン、小野すみれ、斎藤寿美江の各教師。父兄たちも目を細めてききほれていた。
 小野寺教師は「同窓生たちの配慮で学園の行事が立派にできる。胸が熱くなる思いだ。常に学園を忘れず、心豊かに在校生と一緒に歌ったり楽しんだりするのは貴重なこと。わが学園の誇りでもある」と語っていた。

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