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古里沖縄想って踊ろう=玉城流扇寿会がおさらい会=25日

ニッケイ新聞 2007年11月20日付け

 琉球舞踊の玉城流扇寿会・小波流琉球きからじ結い研究所(斉藤悟主宰)が二十五日午後四時から、おさらい会「島想てぃ遊ば(Sonhando com Okinawa)」を沖縄県人会サロン(R.Tomas de Lima,72)で開く。
 沖縄の「島」をテーマにした同イベントは「古里の事を想いながら踊ろう」を目的に、「沖縄とブラジルは離れているが、伝統舞踊を通して心は通じ合っている」という想いが込められている。
 一部はかぎやで風節など伝統舞踊を披露するほか、結髪師の斉藤さんが伝統的な髪の結い方などを紹介する。玉城流てだの会から具志堅洋子師範、仲本末子教師が特別出演する予定だ。
 第二部は創作舞踊劇。沖縄民謡の曲をイメージして独自に創作した踊りで、来社した斉藤主宰と吉村尊雄実行委員長、松堂忠永門下生代表、稲福カリーナ帰国留学生OB会長ら関係者も期待を表す。
 斉藤さんは「最後のフィナーレは今回のテーマと同じ『島想てぃ遊ば』という音楽をベースに作ったのでぜひ見に来てください」と呼びかけた。
 チケットは当日十五レアル。前売り券は十レアルで、同研究所、県人会のほか、ニッケイ新聞編集部でも取り扱っている。
 連絡は同研究所(電話=11・9735・7995、斉藤)、沖縄県人会(3106・8823)、ニッケイ新聞編集部(3208・3977、伊豆味)まで。

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