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押し花絵の展示会=今井さんと生徒たち18人

ニッケイ新聞 2007年12月4日付け

 押し花絵会(今井みどり代表)が主催する押し花絵の第七回展示会が八、九日の両日午前十時から午後六時まで、広島県文化センター(Rua, tamandare 800- 3andar)で開かれる。イナウグラソンは七日午後六時から。入場無料。
 案内のため今井代表、古山千枝子さん、福家恵子さん、マリア・ド・カルモさんの四人が来社した。
 今井代表は九六年から九九年まで埼玉県川越市で小鷹由美子先生の指導の下、経験を積んだ。ブラジルに帰国後の数年間は日本で学んだものをサンパウロ市の気候に合わせるのが難しいため、試行錯誤を重ねた。サンパウロ市は日本に比べると乾燥しているため、花が水分を多く含み、押し花として完成するまでに時間がかかるという。
 今井代表はアサガオを例に出し、「アサガオなど比較的乾燥しやすい花は、簡単で時間も掛からない」と解説する。
 完成した押し花絵は色艶やかな美しさで、鳥や象などの動物や風景画もある。展示会には今井代表の下で押し花をしている人たち十八人が参加、百二十点を展示する。詳しくは県人会(電話=11・3208・8501)または押し花絵会(11・5594・2599)まで。

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