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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2008年1月29日付け

 週刊「パラナ新聞」(ロンドリーナで発行)は、一月十九日~二十五日号が新年号だった。そのあとの発行分一月二十六日~二月一日号から、日本語のページが消えた。厳密にいえば「日本語の記事を扱うページ」が消えた。
 広告収入と購読料で営業をまかなっている新聞は、広告を出す企業などとお金を払って新聞を買ってくれる人が居なくなれば、収入が途絶える。新聞づくりをする編集部員が、たとえ居たとしても、その給料を払うことができない。
 パラナの日系人は、日本語がよくできるといわれている。ただ、それと日本語の新聞の購読者になるのとは、随分と開きがある。新聞の日本語文章はけっこう難しい。購読者が多く、したがって広告を出す価値があると判断する企業も多い、とうのが理想的な新聞発行環境なのだが、なかなかそうは…。(神)

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