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南マ州ドウラードス=好評「着物劇」=100年祭典で市民に公開=『竹取物語』の筋を通して=6月にそなえ モデル校着々と準備

ニッケイ新聞 2008年4月5日付け

 南マットグロッソ州ドウラードスの日本語モデル校(城田志津子校長)が、六月十四、十五日予定されている同地の百周年記念式典に向けて、着物に込められた意味を、竹取物語や源氏物語の筋書きを通して紹介するアトラクションの準備を着々と進めている。YOSAKOIソーラン、和太鼓なども練習を重ねており、盛大に披露される予定だ。
 これは三月十五日に同校がドウラードス日本人会館でひな祭りをやったとき披露し、好評を博したもの。手作りのひな人形に加え、着物劇が今年の目玉だった。さっそく、現地の大学関係者から「日本文化をブラジル人に見せて欲しい」との申し込みがあり、現在、百周年を記念して市立劇場で公演するように市と調整しているという。
 同校代表の小森美佐子さんによれば、モデル校では百周年の歴史や意義を調べることを授業に取り入れ、立体紙芝居で昔の移民の生活を再現したり、家族のルーツを調べて先祖への関心を高めたり指導しており、年末には一冊の本にまとめる予定だという。
 昨年の生徒数は六十人程度だったが、今年は七十人に増えており、「百周年イベントなどで日本文化への関心が高まっているため」と説明した。
 南マ州全体では、日本人会などが経営する日本語学校が六校、私塾が四校あり、生徒数は三百人、教師は三十二人。小森さんは「十五年前から生徒数が減っていたが、ここ数年は増えてきている。百周年を機に、もっと日本文化をアピールしていきたい」と語った。

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