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日伯交流シンポ08=研究者協会が広範に

ニッケイ新聞 2008年6月7日付け

 移民百周年を記念しておこなわれる日本週間の一環として、ブラジル日本研究者協会は、十三日から十六日まで、「日伯交流シンポジウム2008」をサンパウロ市エリス・レジーナ講堂(オラヴォフォントウラ通り)で開催する。同協会の佐藤直専任理事、渡辺一誠科学博士・組織委員会副会長によれば、シンポジウムでは、最新医療(ガン・心臓外科・糖尿病)や環境問題、高速鉄道、工学、日伯両国の経済関係、天然資源の開発など、幅広い分野に関して、日伯両国の民間団体や科学技術研究機関、大学、政府関係者、企業家や医師、研究家などが講演する。
 聴講料は、同協会会員が約百から百二十レアル、一般は約三百レアル。同料金で各パネリストの講演を一日聴くことができる。開催期間中、約二千人の聴講者が見込まれる。
 またサンパウロ市マクスードホテルで十三日午後七時から、竹中平蔵元国務相が、「チェンジ・インザ・グローバル・エコノミー」と題して、特別講演する。参加費は一般が三百レアル、ブラジル日本商工会議所の会員は、百五十レアル。同講演の参加者は、十四日にある竹中元国務相の聴講も無料となる。
 シンポジウムの詳細や問い合わせ、申し込みは、Acqua Consultoriaまで(電話11・3871・3626)まで。プログラムの詳細は、ホームページ、WWW.SIMPOSIO2008.ORG.BRまで。

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