ホーム | 日系社会ニュース | 池坊ブラジル支部が花展=家元迎え伝花礼式も

池坊ブラジル支部が花展=家元迎え伝花礼式も

ニッケイ新聞 2008年6月14日付け

 華道家元池坊華道会ブラジル支部(河村徳子支部長)は、創立四十周年および日本移民百周年を記念して、記念花展「いけ花 未来へ飛躍」を開催する。
 同花展は、二十一、二十二の両日午前十時から午後六時まで、サンパウロ市リベルダーデ区の客家センター(サンジョアキン街四六〇)で行われる。また、二十日午後八時からはイナウグラソン。
 今回、日本から四十五世家元の池坊専永宗匠、中村福宏池坊華道会教学委員が来伯する。同花展では、池坊宗匠がデモンストレーション、中村委員が伝花礼式いけをそれぞれ行う。また、滞在中には、会員向けの講習会も開催される。
 両氏は、二十三、二十四日に、リオデジャネイロのブラジル銀行で行われている「日本展・日伯融合100年」でもデモンストレーションを行う予定。
 同花展の案内のために、中村教学委員、河村支部長、田中エミリア・ブラジル生け花協会会長、島野蝶子池坊南米支部長、高田和枝同南米支部教授、野村信子ラテン・アメリカ橘支部副支部長たちが来社。「入場無料です。一般の人たちも来場してほしい。是非この機会に花展を楽しんでください」と来場を促した。
 詳細問い合わせは同支部(電話=11・6674・5104)まで。

image_print