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短歌入りマグカップ=松柏大志万の生徒ら作成

ニッケイ新聞 2008年7月3日付け

 松柏・大志万学院(川村真倫子・真由子校長)はこのほど、移民百周年をテーマに、短歌入りのマグカップを製作した。
 五月に学校の全生徒参加でコンテストをおこない、五十人の生徒らが句をつくった。日本語とポルトガル語、それぞれ三人ずつ計六人を表彰し、句をカップに印刷した。
 マグカップは生徒らに一個ずつ配布。製作総数は三百個、費用は父兄らが負担した。
 「ぜひたくさんの人に短歌を知って欲しい」と芝田教師。「父兄やお世話になった人に無料で配布したい」と話している。欲しい人は同学園まで(11・5904・2456)。
 入賞した句は――。
「力あり しょうじきな たいどもあり、夢を持っていた日本人だな!」(坂口チナ)、「働いて、家族を守って、がんばったね、祖父母よ、心から感謝します」(松尾ルリカ)、「毎日を、太陽の下で、がんばった、祖先のおかげで、ブラジルあり」(松本ナオミ)。

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