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サンパウロ市で初の京都フェアー=京都ブラジル文化協会=9月5日から3日間=産業・文化幅広く紹介=京都会55周年式典も

ニッケイ新聞 2008年8月19日付け

 京都ブラジル文化協会(森田嘉一会長)主催による「京都文化・産業フェアー」が九月五、六、七日の三日間、サンパウロ市のコジッパ文化シアター(Av do Cafe 227 Piso 1, Vila Guarani)で開催される。同展は、日伯交流年、ブラジル日本移民百周年、同協会創立二十周年などを記念して行われるもの。山田啓二知事はじめ府から百二十人が来伯する予定だ。共催するブラジル京都会の杉山エレナ会長、大野宏江副会長が案内のために来社し、同展への来場を呼びかけた。
 同フェアーは、京都の伝統文化と先端産業を少しでも知ってもらおうとの考えから行われ、京都の産業や観光をパネルやDVDで紹介するもの。
 文化庁の後援で宮下靖子バレエ団、その他、京小町踊り、シャンソン歌手のSORAKOさんなども来伯し、同展開催中に出演する。そのほか、ワタベウエディングによる結婚式や、浴衣や着物展も行われる。
 最終日の七日午前十時からは、同所でブラジル京都会創立五十五周年記念式典も開催される。
 京都府庁からは初めて、山田啓二府知事、北岡千はる同府議会副議長をはじめ、二十二人が来伯を予定。その他に、京都府内からの参加者も合わせて約百二十人が来伯を予定している。
 杉山会長は「入場無料なので少しでも多くの人に来場してもらい、京都の最先端技術などを見てもらいたい」と期待を表した。
 また、七日午後七時半からは、同協会と京都府が関係者に対してフェアウエルパーティーを開催する。
 詳細等問い合わせは、杉山会長(11・5011・8134)または大野副会長(11・3209・5905)まで。
     ◎
 三日間のプログラムは次の通り。
 【九月五日】午後四時=京都パネル展示会場テープカット、四時二十五分=京都紹介DVD上映、四時半=琴演奏・尺八演奏、五時=開会式、五時五十分=京小町踊り子隊、六時二十分=終演、七時三十分=オープニングカクテルパーティー。
【六日】午後二時=会場オープン、二時半=京都紹介DVD上映、三時=琴と尺八演奏、四時=京小町踊り子隊、四時三十五分=ピアノと歌のコラボレーション、四時四十五分=京小町踊り子隊、五時五分=歌謡ショー、五時四十分=終演。
【七日】午前十時=ブラジル京都会五十五周年式典、産業パネル展示会場オープン、午後二時半=文化シアターオープン、三時=日本の結婚式、京小町踊り子隊(祝舞)、四時=祝歌、四時二十分=バレエ公演、五時半=着物・浴衣などの抽選会、六時=終演。

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