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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2008年9月23日付け

 今月二十七日に開院二十周年式典をおこなう日伯友好病院。八八年の開院以来、利用者は増えつづけている。これまでに大型の拡張工事を実施、新病棟も二つでき、サンパウロ市北東部を代表する病院として成長している。
 九〇年代からは、病院近隣の家屋を購入・賃貸し、専門科別の診療所を随時開所してきた。これに合わせて病院界隈には、バールや軽食屋、薬局、駐車場などがどんどんオープン。日伯友好病院が城ならば、まわりはまるで城下町のように発展している。
 このためか、病院界隈の不動産価格は急上昇。関係者によれば、病院近くに昔から暮らす住民は、棚からぼた餅と大喜びのよう。病院が出来る前には、立地も悪く不動産の購入者も名乗り出ないようなところだったそうだから、まさに「日伯友好病院様々」と笑いが止まらないとか。(泰)

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