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工業移住の一ページ飾る=サンパウロ市=「秦野会」が親睦交流会=12日

ニッケイ新聞 2008年10月04日付け

 神奈川県秦野市の職業訓練校で研修した工業移住者同窓生でつくる「秦野会」が十二日午前十時から、神奈川県人会会館(Rua.Major Neuton Feliciano75 Vila Mariana、地下鉄イミグランテ駅から徒歩五分)で親睦会を開く。会食費は五十レアル、同伴者は三十レアル。申し込みは、準備の都合上五日まで。
 秦野会は、工業移住の開始当初、秦野市の職業訓練校に、全国に先駆けて設置された工業技術移住課で研修した移住者同窓生の集まり。
 移住者は半年間の寄宿舎生活で工業技術の再研修やブラジル事情、ポルトガル語の習得に励んだ。移住者数は約三十六期三百三十人に及ぶ。この会は「工業技術移住者協会」の土台ともなっている。
 「秦野会の歴史はブラジル工業移住の歴史の一ページ」と、案内に来社した世話人の大矢進貞さんと大西悦雄さん。「奥様同伴で近況を報告し、懐かしい写真や思い出のものがあったら持ち寄って、昔話で盛り上がりませんか」と参加を呼びかけている。
 なお同会は〇六年八月にもサンパウロ市で会合を開いている。
 問い合わせや連絡は、大矢さん(電話=11・2748・6126=自宅/3276・9450=事務所/8158・1534)、または大西さん(電話=11・9141・9415)まで。

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