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北海道協会=第2回うなぎ祭り好評=宣伝不足、でも百食超

ニッケイ新聞 2008年10月17日付け

 ブラジル北海道協会おやじ会の「第二回うなぎ祭り」が、十二日午前十一時から同協会で行われた。昼食時間には、会場内に設置された机がいっぱいになるほどの盛況ぶりを見せた。
 今回の目玉のうなぎは、アメリカから輸入して約二百食用意した。そのうち、百十五食が売れたという。今回のために金曜日の夜から準備が進められていた。
 来場者の大半は、一世や二世のお年寄りたちで「美味しい」「懐かしい」と口にしながら、うなぎを楽しんでいる人たちが目立った。JICA聖支所の千坂平通支所長夫妻も訪れていた。
 その他に用意された焼きニシン定食、イカのポンポン焼きなどは完売。会場ではビンゴなども行なわれ、参加者は午後三時まで楽しい時間を過ごした。
 自ら厨房に立ちうなぎの用意をした木下利雄会長は「昨年に引き続き宣伝不足だったし、他のイベントなどと重なって来場者が少なかった」と残念そうな様子ながら、「準備不足も影響したけれど、赤字にならなかったから良かった。来年も続けていきますよ」と力強く話していた。

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