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イビラプエラ=琉舞、三味線など多彩に=日本館で『音楽と踊りの祭典』=16、30日

ニッケイ新聞 2008年11月4日付け

 ブラジル日本文化福祉協会(上原幸啓会長)日本館運営委員会(大田レオ委員長)は、イビラプエラ公園内の同館で「音楽と踊りの祭典」を開催している。開催日時は、十六日、三十日午前十一時から。
 十一月三日の文化の日にちなみ企画されたもの。二日には琴古流五代目師匠石見梅旭氏の指導を十年間受け、一九九八年に師範の免状を受け梅京の名を授けられているブラジル人尺八奏者ダニーロ・トミックさんによる演奏会が開かれた。
 十六日は斉藤悟琉舞道場による伝統沖縄舞踊公演、最終日の三十日は三味線奏者の北原民江さんと正派ブラジル筝の会による演奏会が予定されている。
 斉藤悟さんは二十二歳で玉城流千寿会から免状を受け、現在国内外で沖縄芸能の普及に携わっている。
 正派ブラジル筝の会の師匠として三百人を指導する北原民江さんは、今回Jポップをアレンジし伝統楽器での演奏を試み、ダニーロさんも演奏に加わるという。
 入館料は三レアル、学生二レ、五歳以下と六十六歳以上は無料。問い合わせは文協(電話=11・3208・1755、内線124)、または5081・7296まで。

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